この記事では、私がTOEICで960点を取得した過程についてお話しします。
900点以上を取るまでに10年以上かかりました。
この記事は高得点を取るための戦略についてではなく、過去10年間にわたって私がどのように試験に取り組んできたかについて書いています。
初めてのTOEIC
私は20歳くらいの時に初めて試験を受け、約400点を取りました。
その時、大学の教授に「英文学専攻の学生としては、点数が低い」と言われたのを覚えています…
日本では、多くの大学生が履歴書のためにTOEICを受けますが、
就職活動におけるスコアの意味がよくわからない方のために、簡単に説明します。
- 300点: 英語が得意ではないという印象を与えるかもしれません。
- 500点: 会社に対して、ある程度努力したことが伝わり、会話の要点を理解していることを示します。
- 700点: 英語で自分の考えを表現できますが、ビジネスでの会話には不十分かもしれません。
- 900点: 辞書を使わずに英語で自分を表現でき、わからない単語が出ても、質問すれば、説明を聞いて理解できます。
私の点数が上がるにつれて、こういった感覚になりました。
2回目の試験
私は留学後に2回目の試験を受けました。
留学先では、さまざまなバックグラウンドを持つ学生たちと一緒に英語を勉強しました。
帰国後、700点を取得しました。
3回目の試験
私は、最初に就職した会社で働き始めて1年目に3回目の試験を受けました。
800点を取得し、社長が私のスコアを知った後、給料が上がった時は喜びました。
4回目の試験
派遣社員として働き始めた時に4回目の試験で900点を取得しました。
私の仕事は翻訳と通訳でした。
5回目の試験
今年2024年は、960点を取得しました。
また、今年は英検1級にも合格しました。
現在、私は英語を日本語に翻訳しながら、ゲーム実況動画を投稿しています。
英語との関係
私はずっと英語が好きでした。
しかし数年前、スペイン語を学んでいた頃、英語とスペイン語が混ざってしまう気がして、英語を聞きたくないという時期がありました。
そのときは完全に英語をシャットアウトし、スペイン語にどっぷり浸かるように心がけました。
結局、お金が必要になって、オンラインで英語を教えるようになり、英語も使うようになりました。
さらに、英語とスペイン語が切っても切り離せなかったのは、日本語⇦⇨スペイン語の質の高い辞書アプリを見つけられなかったから、という理由もあります。それについてはまたの機会に。
その期間を除いて、私は常に英語を楽しんでいました。
TOEICの結果: 継続がもたらした産物
私が英語の勉強から学んだことは、10年にわたる小さな一歩一歩の積み重ねが大きな変化をもたらすということです。
私は特に勤勉な英語学習者ではなく、990点(満点)を取ることが目標ではありません。
私のTOEICスコアが上がったのは、単に英語を好きであり続けたからです。
厳密には、嫌いにはならなかったから、というのが正しいかもしれません。
大学の英米語学科では、英語はもうやりたくないと言う気持ちで卒業した友人を何人も見てきました。
不思議なことに、私は英語に飽きたことがありません。何人かの恩師のおかげかもしれません。
今でも、さまざまな形で私を楽しませてくれます。
高得点を取るための効果的な戦略を期待していた読者の方には申し訳ありませんが、近道はありません。
ただ好きなことを続けていれば、何かしらの成果につながるものです。
では☻
TOEICのリスニングは2回連続満点だったにゃ
「10年もかかった話なんて役に立たない!勉強方法を知りたい!」というあなたはこちら。
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